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私の社会人としての第一歩は大手住宅メーカーの社員としてでした。
親元を離れて生活していましたが、いずれは地元に帰る予定でしたので、早い話が退職を前提とした就職でしたね(内緒にしていましたけど)。
今は部下を採用する立場であったり、クライアントの採用のお手伝いをする立場になりました。
手応えとして「ずっと御社でお世話になりたいんです!」と言う意思を感じることが少なくなったように思います。
現に、入社と退社を繰り返している履歴書を多く見ますし、「どのあたりを仕事探しのポイントにしていますか?」の問いに「退職金の有無です」との答えを聞いたことがありません。

さて、春に意気揚々と就職した新入社員は、その後どのように意識が変化していったのでしょうか。

公益財団法人日本生産性本部「2012年度 新入社員 秋の意識調査」によると、「今の会社に一生勤めようと思っている」とする回答が、春の調査では60.1%、秋の調査では30.6%。
その落差は落差29.5ポイントで、1997年以来過去最大となったとのことです。
これだけの落差があると言うことは、転職希望が増えているとも言えますね。

では、「今の会社に一生勤めようと思っている」「きっかけ、チャンスさえあれば、転職してもかまわない」「現在、ぜひ転職したい」、それぞれの理由を探ってみましょう。

「今の会社に一生勤めようと思っている」理由
◆ 仕事内容・環境について
・仕事内容、環境に満足しており、描いたライフプランを送ることができそうだから
・給料がよいから
・せっかく身につけた専門知識を無駄にしたくないから
・福利厚生が整っているので結婚後も続けられる環境であると思う、転職よりも同じ職場の様々部署で経験を重ねていきたいと今は感じる
・一つの仕事を続けることが出来なければ、どこへ行っても同じだと思うからです
・しっかり考えて選んだ会社をやめようとは思わないから
◆ 人間関係について
・新しい人間関係を築くのが面倒臭いから
・入社にあたって多くの方に支援していただいたため、その方達への恩返しになると考えている
・先輩や上司の方が優しく働きやすいため
・先輩が多くいるので、その人達には負けられない、目指す人がいる!!
・教育担当の先輩が熱心に指導してくださるので、頑張らなければならないと感じているから
◆ 就職活動について
・転職でいい結果が得られるとは思えないから
・無職の間が怖い
・就職活動をしたくないから

「きっかけ、チャンスさえあれば、転職してもかまわない」「現在、ぜひ転職したい」理由
◆ 仕事内容・環境について
・今現在で退職するまで今の仕事を続けて行ける自信がないため
・現在の仕事に楽しさややりがいをあまり感じないから
・給料の額に不満がある、且つもっと専門的な知識を生かす場があると思うから
・地元に戻りたい
・他に良い条件の会社があれば、そちらのほうがよい生活(身体的、精神的に)が送れると思うから
・年功序列が崩壊した今、一つの会社に勤め続ける意味がない
◆ キャリア・自己実現について
・長い人生後悔したくないので、その時々に判断しそれが最善の決断ならば転職もありだと思う
・基本は一つの会社勤めだが、チャレンジすることも人生には大切
・自分には叶えたい夢があって、今の仕事は手段にしかすぎないから
・まだ時間があるので、やりたい事をもう一度見つめ直し、その事に努力する事が出来るから
・人生プランが理想がそうだから(今の会社では達成できないと思う)
・自分の視野(世界)を広げ、キャリア(スキル)アップに役立てたいから

「石の上にも3年」という言葉があります。
私は、ひとつの会社で数ヵ月勤めて、はたしてその企業のすべて(自分の将来)が見えるのだろうか、と思います。
決して転職を否定するつもりはありませんが、転職(退職)を安易なものにして欲しくないんですね。
就職難のこの時代に選ばれて採用されたわけです。
その何倍もの採用されなかった人がいるはず。
採用されなかった人のために勤める、ということではなくて、採用されたことに重みを感じてほしいですね。

安易に退職する人を企業の採用担当者は見抜きますよ。

【参考】公益財団法人日本生産性本部「2012年度 新入社員 秋の意識調査」
http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001363/attached.pdf

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