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以前、お世話になっている方が言っていました、「早く引退したいなぁ~」と。
その方は60台後半の方なのですが、部下が育たないために退職させてもらえないんだとか。
必要とされているということでもありますが、老後っていったいいつ頃からになるんだろうと考えさせられますね。

60歳になったらおじいちゃん、おばあちゃん。
孫と愛犬(猫もOK)に囲まれて、縁側でお茶でも飲みながら近所の友達と旅行の計画で盛り上がる。

なんて話は過去のものになりつつありますね。
60歳といったら現役そのものです。「60歳、定年退職」なんてお話は、あまり聞かなくなりましたね。

「でもねぇ、60歳になれば子も独立し、孫もでき、悠々自適に暮らしたいなぁ」
そのお気持ち、わかります。愛犬(くどい?)と昼寝、いいですよね。
しかしながら…それも難しい時代がやってくるのです。
65歳までは現役でね、というお話です。

「なんで65歳までなのよ?」まずは、こちらをご覧ください。

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年金(60歳台前半の老齢厚生年金、いわゆる特別支給の老齢厚生年金)が何歳からもらえるか示した図です。
「年金は60歳から」「んでもって、60歳から楽隠居」 と思っている方もおいでかも知れませんね。
例えば、昭和28年4月2日の生まれの方は、平成25年4月1日に60歳を迎えます。
ここで「よし!年金!」と思いきや、年金が支給されるのは61歳からとなります。「え”~!」
そう、支給開始年齢が順次引き下げられていくんですね。
昭和28年生まれの方は、まだかわいいものです。
昭和36年4月2日以降に生まれた方(私もそうですが)は、65歳まではな~んにも年金はもらえません。「え”~!」

ちなみに…
上記の年齢は、男性の場合なんです。
女性の場合、「昭和28年」とあるのは「昭和33年」、「昭和36年」とあるのは「昭和41年」となります。
つまり、女性は男性より5年分有利なんですね。
年金の世界では、男女平等ではなく、女性優位なんです。
また、なぜ「4月2日?」と思った方もおいでかと思います。
これはですね、「年齢計算ニ関スル法律」というものがありまして、法律上年齢を数えるときは、誕生日ではなく誕生日の前日で数えるんですね。
例えば、昭和28年4月2日生まれの方の「(法律上)60歳に達した日」というのは、昭和25年4月1日になります。
つまり、学年(学校)でいえば、4月1日生まれは先輩、4月2日生まれは後輩、ということになります。

話を戻しまして…
なぜこのようなことになったのか。
こちらをご覧ください。
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人口がドンドン減っていく、聞いたことのある話かと思います。
驚くのは、生産人口年齢の減少です。ドンドン働く人は減っていく、つまりは国力の低下ですね。
さらには、高齢者の増加、耳にタコかと思います。

なので、「年金の支給開始年齢を遅らせて、年金は65歳からもらうことにしましょう」「その65歳までは、みなさんがんばって働きましょう!」
という国づくりが、平成25年4月1日から始まります。
高年齢者雇用安定法の改正です。
大きな法改正になりますので、関心のある方も多いのではないかと思います。

次回は、65歳までの雇用を実現パターンの中のひとつ、「定年制度を設けない場合」について考えてみましょう。
http://heiz.biz/?p=344

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